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【ク】クラスメイトの視線

学校自体は嫌いではなかったが、授業終了まで教室に閉じ込められる感覚は馴染めなかった。
かろうじて我慢できたのは、好きな子の視線を追う楽しさがあったからだと思う。
限られた世界では、誰かを好きになるしか楽しみはないのだ。
席替えは一大イベント。

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